なんでも日経記事
かづな先生のフェリーチェブログ
MENU

< 2006年8月11日(金) | メイン | 2006年8月13日(日) >

2006年8月12日(土)

●企業年金の積立不足 米、7年で解消義務づけ

アメリカは1974年に企業年金を規制する法律ができて以来、32年ぶりに大改正します。2000年以降の米国の株安や低金利で運用環境が悪化し、企業年金の財政が苦しいことが背景にあります。制度改正の主な対象は、企業が加入者に受取額を約束する確定給付の年金。株投資の失敗などで運用が振るわない年金が続出しています。法案は2008年以降、基金の積み立て不足を解消する期間を現在の最大30年から7年に短縮し、企業の積み立て義務を強化します。米国では政府の年金制度が弱く、老後の生活で企業年金が果たす役割は大きいです。現在、受取額があらかじめ決まっている確定給付型に対し、運用の実績で受取額が変わる確定拠出型の年金が着実に増えてきており、資産の割合としては確定給付型:確定拠出=4:6の比率です。今後1946年から1960年代半ばに生まれたベビーブーマーが続々と退職を迎え、年金のやりくりはさらに厳しくなる見通しです。日本も追随して米国の確定拠出(401K)の導入が進んでいますが、米国の確定拠出シフト加速の傾向に日本も401Kへのシフトについて大きな影響を受けそうです。

◇実際に女性FP田中香津奈による保険相談を受けてみたいあなたへ