7つのステップを意識するだけで、お金をふやすスタートを切ることができます。コツコツ、少しずつ、20年後、30年後を見据えて、お金をふやすことが、結果的にお金の悩みから解放される最短の方法なのです。

日本人は、貯金と保険でお金をふやしてきました。日本人のルーツは、農耕民族ですので、狩猟民族のやり方はなかなかうまくいきません。日本人にあったお金のふやし方を取り入れることが大切です。

金融商品選びだけに目を向けていては、お金はふえません。スペックの高いパソコンがあっても使いこなせないように、良い商品だけではダメです。まずはあなた自身がお金のきほんを身につける必要があります。

日本人は銀行口座を貯金箱代わりに使うのと、
安全面も考えて、必ずといってよいほど、
銀行と関わります。

あなたのメインバンクが、
手数料稼ぎの金融商品をすすめたばかりに、
あなたの資産はふえるどころか、
目減りする事態になっています。

そんなお客様不在の対応に、
金融庁の長官も怒りの声明を出しているほどです。

あなたがもっとも信頼をおいていた銀行が、
実は間違ったアドバイスをしているということは
当たり前のように行われているのです。

その結果として、
各国の家計金融資産の推移をみてみると、
アメリカ人・イギリス人と、日本人では、
この20年で家計金融資産に
2倍の差がついてしまいました。

なぜなら、銀行は「貯蓄から投資へ」の
スローガンを利用して、手数料が高い
流行の投資信託をすすめていたという
ことが大きくかかわっています。

そして、日本は、アメリカやイギリスと比較して、
お金との付き合い方を学ぶ機会が、
圧倒的に少ないのです。

このように既に時代は変わっています。

お金の不安を取り除くためにも、
今のうちから「お金のきほん」について
学んでおく必要があります。

今は、時代の転換点で
これから20年、

私たちは想像もつかないような、
変化の時代を目の当たりにするでしょう。

私たちの親世代は、金融機関にお金を預けるだけで、
お金がふえたかもしれない。

でも、それはお金の常識を信じて
生きていればうまくいった
良かった時代の話です。

転換点での選択肢が目の前に現れたとき
人は2つの行動をとります。

今までどおり、何もしなくても
自然にお金がふえていく、
と心のどこかで信じて待つ人。

もうひとつは

自分で自分のお金をふやそう、
と実行する人です。

そんなことは、自分には無理、
と思うかもしれません。

でも、時代の変換点は
全ての人にとってチャンスです。

なぜなら、今までのやりかたで
成功している人も
変化に対応できないからです。

これから、自分のお金を
お金の新ルールにのっとって、
ふやしていこうという人は、
十分に今ならやれます。

時代が変わるということは、
全員がフラットなスタートラインに
立つということです。

時代が変わりつつあるとき、
その変化を前提として
捉えて動いていく必要があります

具体的に何をしたら良いかと言えば、

今がお金との付き合い方を
再構築するときです。

あなたは、60歳まであと何年残っていますか?

人生100年時代のひとつの区切りの60歳。
「こんなはずじゃなかった」
「あのときやっておけばよかった」
ということに
ならないように。

お金の新ルール時代を生き抜く、
一生使える「お金のきほん」を身につけましょう。